トランクルームとは? 賢い選び方のポイント

更新日:2025年10月17日

毎日の生活の場を快適にできるトランクルームの利用が拡大中

トランクルームとは? 賢い選び方のポイント
写真:空調管理のキュラーズ トランクルーム

トランクルームとはある一定の収納スペースを定額で利用することができるサービスです。
特に、空調やセキュリティが整った屋内型のトランクルームは住環境を整える手段として注目され、利用が急増しています。キュラーズのように温度・湿度を24時間管理する施設では、衣類や書類などのデリケートな品も安心して保管できるため利用者の信頼を集めています。季節用品や使わない家具、書類などを整理することで、限られた住空間を広く快適に保つことができる点が支持されています。必要な期間だけ利用できる柔軟性と、温湿度管理された施設による安心感が、多様なライフスタイルに対応する新しい収納手段として評価されています。収納に困ったときの新しい選択肢として、今まさに注目を集めています。

トランクルームを使い始める理由:

  • 引越しやリフォームのために一時的な保管場所が必要になった
  • 結婚や出産で家族が増えたことで住環境を整理したい
  • リモートワークのために部屋の中の邪魔な荷物を整理してスペースを作る必要がある
  • キャンプやサーフィンなど趣味を楽しむ為に、ギアステーションとして
  • 充実したセカンドライフのために自宅を整理したい
  • 企業や自営業の在庫や資材を保管する施設として
  • 勉強や仕事で気が散らないように視界をすっきり整理したい

多くのトランクルームは利用者が保管したいものを自由に収納しており、各社は利用者が何を保管しているかを確認していないことが多いですが、テレビの情報番組などではトランクルーム利用者を対象にトランクルームの中に何をしまっているかを取材して特集されることがあります。

トランクルームで保管されているものの実例:

  • 趣味やレジャーのための大事な宝物を劣化やカビから守りながら保管したい
  • 子供が描いた絵や図工の作品・おもちゃなど、捨てられない大切な想い出の品
  • 子供のころに買えなかったものを収集して当時の夢を実現する
  • 童心に帰れる秘密の部屋としてトランクルームを利用
  • 形見として受け継いだ着物を桐の箪笥ごと保管
  • たまにしか使わないけれど捨てられない大切なモノ(例:衣類・季節家電・楽器・写真アルバム・書籍・布団・雛人形・五月人形など)
  • 熱や重みに弱く曲がってしまうことがあるアナログレコード

など、多くの利用者が自分にとっての愛すべきものを大切に保管しており、トランクルームの各部屋は様々な人生のストーリーが詰まっている場所となっています。

では、自分に合ったトランクルームの賢い選び方のポイントについて、詳しく見てみましょう。


トランクルームの種類

トランクルームのサービスには一般的には屋内型、屋外型、または宅配型という主に3つの種類がありますが、厳密には収納する場所が屋内か屋外かという環境の違いによるに加えて、荷物の出し入れがセルフサービスか、宅配を利用するかという違いによって利用者にとっての違いがあります。
利用者が保管したいモノや使い方に合わせて選ぶことが大切です。

収納する環境が屋内か屋外か

  • 屋内型は建物の中にトランクルームがあり、マンションやオフィスビルと同じような環境の性能があります。さらにトランクルーム専用の空調やセキュリティが整っていれば、書類や衣類などの保管に適しています。
  • 屋外型はコンテナタイプで、料金が比較的安く、大きな荷物の出し入れがしやすいのが特徴です。建物の中とはやや環境が違うため、屋外の物置に近い性能であることが多いです。

荷物の出し入れがセルフサービスか宅配型か

  • セルフサービス型の場合、利用者が自分で荷物を運んで建物内のトランクルームのカギを開けて荷物を収納します。必ずしも箱に入れる必要がないために箱に入れることができない家具(本棚やイスなど)も手軽に収納することができます。
  • 宅配型は多くの場合、屋内型と同じような建物の中で保管されています。荷物を箱に入れるなどして倉庫に送って保管し、必要なときに取り寄せるスタイルで、施設に行く手間が省けます。

料金体系にも違いがある

  • 宅配型は箱の大きさと、荷物の出し入れによって課金される従量課金制であることが多いです。
  • 宅配型以外では借りるスペースの大きさによって料金が異なり、月々の料金は定額制で荷物の出し入れはセルフサービスのため無料ということが多いです。

トランクルームの選び方

収納物によって屋内型か屋外型かを選ぶ

トランクルームの利用を検討する際には、収納したいものに合わせて屋内型か屋外型かを選ぶことが重要です。
収納したいものが現在は自宅の屋内に収納しているものならば、それらの収納物は屋内型のトランクルームに保管することが適切な場合が多いです。一方、現在は屋外の物置などで保存しているものであれば、屋外コンテナ型のトランクルームでも問題ないでしょう。
屋内型と屋外型には多くの違いがありますが、もっとも大きな違いは湿気です。湿気によって傷みやすいものは、屋内型で、かつ空調がしっかり管理されているトランクルームを選ぶ必要があります。屋内型のトランクルームの中でも運営会社によって空調の管理のレベルが異なるため、空調の性能がどの程度であるかを確認することをおすすめします。
宅配型トランクルームは屋内型に含まれます。

立地の近さも重要だが、むしろ利用の自由度が大切

多くの利用者は自宅の近くのトランクルームを求めて探します。頻繁に出し入れする場合は近場が便利ですが、車でまとめて運ぶなら多少遠くても問題ないこともあります。トランクルームの料金は地域によって異なるため、安さを求める場合には都心に住んでいる人が郊外のトランクルームを利用するケースも多いです。
トランクルーム利用者の中には毎日のように通ってその日に必要な荷物を出し入れする方もいますが、こういった使い方をする方はごく一部に限られているようです。多くの利用者は年に1~2回程度しかトランクルームに来て荷物の出し入れをすることがありません。多くの方にとっては自宅から3㎞程度離れていても全く問題ないのかもしれません。
一方で、収納する荷物があるとき急に必要になる可能性があるものだった場合には、トランクルームからすぐに取り出すことができるか?が重要です。カードや顔認証などによって24時間利用が可能なトランクルームであれば、トランクルームに行きさえすればすぐに荷物を取り出すことができます。一方で必要になる時期があらかじめ決まっているものや、急に必要になることが無いものであれば、24時間ではない、または出し入れに申し込みが必要なトランクルームでも問題ないでしょう。

料金体系や施設のクオリティ、性能が収納物に合うものを選ぶ

料金体系や契約条件も会社によって異なるため、月額費用だけでなく初期費用や追加料金の有無も確認しましょう。自分のライフスタイルや収納ニーズに合ったサービスを選ぶことで、より快適に活用できます。

「家を、職場を、整理して広くできる」のがトランクルーム利用のメリット

いまの家を広く快適にできる

いまの家を広く快適にできる

屋内型のトランクルームなら、家の押し入れやクローゼットと同じ感覚で衣類や書籍、家具、家電、布団などを気軽に収納、保管できるものもあります。もしも家の収納を空っぽにすることができたら、こんどは部屋の中に並べられていた普段使いの荷物を収納にしまいましょう。
それまで荷物で隠れていた床や壁が見えるようになると、本来の部屋の広さを実感することができて、快適になります。

ものを捨てなくて済む

ものを捨てなくて済む

結婚や出産、または同棲などのきっかけで家の荷物を整理しなければならないイベントは誰にでもあることですが、それまで何年も大切にしてきた荷物をあっさりと処分できる人は多くありません。新しい生活をスムースにスタートするためにも、トランクルームが利用できます。
一方、荷物を極力持たないミニマルな生活を実践している、プロレベルのきれい好きな方の中にも、「最小限必要なものを近所のトランクルームに保管することにしたので、ついに理想の部屋を実現できた!」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

トランクルーム利用上の注意点

  • 災害時の安全性:施設が建築基準法、消防法に準拠しているかは大切です。また万が一、台風や地震などの被害を受けた場合に、保管している物品に対する補償がどの程度あるかを確認しましょう。
  • 防犯:オートロック、防犯カメラなどがあるかによって安全性が大きく左右されます。盗難の被害が発生した場合に保険がかかっているかも確認しましょう。
  • 保管できるもの、できないもの:トランクルームによって保管してはいけないものが異なります。燃料、火薬などの危険物や、害虫の原因となる食べ物などです。また貴重品や現金については、禁止されている場合や、または禁止されてはいないものの、保険の対象外となる場合などがあります。
  • 駐車場があるか、有料か無料か:荷物を出し入れする際に車を利用する方は、トランクルームに利用者のための駐車場があるかを確認しましょう。トランクルーム会社によっては駐車場を設けておらず離れた場所の駐車場を行き来しなければならないこともあります。
  • 解約の仕方:トランクルーム会社によって解約時に解約料が発生する場合もあるので注意しましょう。

トランクルームをつかうなら「クオリティと自由」で選ぶとお得

費用がサービス内容に見合う安さか

トランクルームは比較的好きなタイミングで利用を始めたりやめたりできるので、長期的に利用するコストはかなり低く抑えられます。ただし、会社によってサービス品質や利用条件が細かく違っており、同じ値段でも会社によってサービスがかなり違ったり、保管料が安く見える会社でも実は荷物を出し入れするたびに追加コストがかさむ、ということが起こります。
どの会社のトランクルームを選ぶか決める際には、荷物の量とそれにかかる費用を確認して、さらに収納スペースのクオリティや便利さを合わせて検討しましょう。

トランクルームを比較するポイントは料金以外にもこんなにたくさん!

サービス形態が希望の使い方に合っているか

現在のトランクルームで圧倒的に多いスタイルは24時間セルフサービスで利用するもの。利用者が自分でカギを使って収納スペースのドアを開けたり閉めたりし、自分で荷物の出し入れをするものです。または、昔ながらの倉庫のように、倉庫管理人に荷物を出し入れしてもらうパターンもあり、その場合は荷物の出し入れに申し込み手続きがあったり、そのつど料金がかかる場合もあります。
24時間セルフサービスの中でも様々な違いがあり、ビルの入り口がオートロックで契約済みの利用者だけが入館できる、ビル全体がトランクルームになっているものがある一方、雑居ビルの中の1フロアだけがトランクルームになっているものなど、様々です。
他には、出し入れ方法が宅配便のみで、申し込みをしてから荷物が届くまでに数日待たなければならない場合などがあります。
また、最近ではインターネット上で、段ボール単位にて荷物を保管するサービスも増えてきています。スマホ一つで完結できるなど、便利な面も多い反面、荷物の取り出し時にはその都度費用が発生する、大きな荷物の保管には対応出来ないなど、メリット・デメリットがあります。引っ越し時の一時保管や、自宅の収納の延長として利用する際には、自宅近くに収納スペースを確保した方が使い勝手が良いケースもあります。ご自分の利用シーンに応じて最適なサービスを見つける事も大切です。

収納する物によって、トランクルームの選び方が違ってきます!

施設のクオリティ、性能が荷物に合っているか

トランクルームを検討する場合にもうひとつ重要なのが、荷物にふさわしいクオリティの保管施設かどうか、ということです。まず、衣類や書籍などを自宅の押し入れやクローゼットと同じようなクオリティで保管することを求めるならば、屋内型のトランクルームを検討するべきでしょう。一方、庭の物置などと同じようなクオリティで収納できるもの、例えばアウトドア用品などならば、屋外型のコンテナなどで収納することも可能です。
さらに屋内型の場合でも、カビの発生を防止する空調がある施設でなければ、家の中とおなじクオリティを期待することは難しいでしょう。

トランクルームを比較するポイントは料金以外にもこんなにたくさん!

新オープンの店舗で早めにゲットする

ほとんどの方が、トランクルームはいつでも好きなタイミングで探せばいいとお考えのことと思います。それは間違いではないのですが、少し見方を変えると実はとてもお得なタイミングがめぐってくる場合もあります。
新しいトランクルームの店舗がオープンする場合、大小すべての広さの空室から選べるので、自分にぴったりの、ちょうどいい広さと料金のトランクルームを借りるチャンスです。
トランクルームは自宅の延長として、利用される方がほとんどです。マンション選びなどと同様、自宅の近くにトランクルームがオープンする際には、早めに現地を下見して雰囲気や実際のサイズ感を確認しておくと、良い収納物件に巡り合う可能性も高まります。

こういったポイントを踏まえれば、数ある中から、あなたにピッタリのトランクルームを探すことができると思います。


トランクルームのサービス内容は会社によってさまざま

基本的にはどのトランクルーム会社も荷物を収納するためのサービスを提供しています。

会社によって違うのは、

  • 荷物を収納する環境が屋内か屋外か、オートロックや監視カメラなどの防犯システムがあるか
  • 料金体系が月ごとの定額か、利用ごとに手数料などがかかるシステムか
  • 荷物を収納、取り出しする作業を利用者自身が行うセルフサービスか、または係員が行うサービスか
  • 24時間いつでも利用可能か、係員がいる時間だけ可能か、または事前の予約が必要か

などの点が主な比較ポイントです。

このような違いは各社が自由な発想で提供しているものであり、各社が用いているサービス名が「トランクルーム」でも「レンタル倉庫」、「レンタル収納」でも関係ありません。

トランクルームとレンタル倉庫、レンタル収納スペースの呼び方の違いはサービス内容の違いではない

「トランクルーム」「レンタル倉庫」「レンタル収納スペース」など、保管サービスには複数の呼び名がありますが、これらは基本的に同じ種類のサービスを指しています。名称の違いがサービス内容や運営体制の違いを意味するわけではありません。
実際には、各社が自社のブランドやマーケティング方針に基づいて自由に名称を使っているだけであり、「倉庫業者だけがトランクルームを名乗れる」といった記述は事実ではありません。ネット上には誤った情報が散見されますが、これらには根拠となるルールは存在しません。
サービス内容はあくまで運営会社ごとの違いがあります。呼び方によってサービスが決まるわけではないことを理解しておくことが重要です。
トランクルーム、レンタル倉庫、レンタル収納スペースはいずれももともとは個人向けに始まったサービスですが、法人利用も可能です。
「認定トランクルーム」「優良トランクルーム」とは個人向けのトランクルームを運営する際に一定の基準を満たすことで認定される制度です。認定トランクルームは一般的な24時間セルフサービス型とは異なり、専門スタッフの営業時間内に荷物の出し入れを申し込むスタイルが多く、運営形態に特徴があります。

各名称を使用する場合のルール:
「トランクルーム」:倉庫業者に限らず誰でも使用可能
「認定トランクルーム」:倉庫業者の中で国交省の認定を受けた業者が使用可能
「公認トランクルーム」等、認定トランクルームと誤解される名称:使用不可

どのようなサービスであったとしても、最低限のルールとして法律や条例に従う必要があることは言うまでもありませんので、新耐震基準、建築基準、消防基準などに準拠していることは確認しておいた方がよいでしょう。


屋内型トランクルームと屋外コンテナ収納との違いは?

ビルの中にある屋内タイプと空地などにある屋外型のコンテナタイプとの違いは「トランクルームの選び方」でご説明したように収納に適する物の違いが大きいです。
一方で、空調やセキュリティ・補償についてなどは運営会社によってもサービスが異なります。料金体系や信頼性の有無などきちんと確認することをお勧めします。
料金だけを比較し、「格安」という言葉におどらされた結果、保管した荷物をカビなどでダメにしてしまうケースもありますのでくれぐれも注意しましょう。
「トランクルーム/レンタル収納スペース」と、道路脇や空き地などで見かける屋外に置いてある「コンテナ」の比較をしてみました。

比較ポイント 屋内型トランクルーム 屋外型コンテナ
セキュリティ 部外者が内部に侵入できないように建物に入る時点でオートロックがかかっていると安全性が高いです。 カメラが設置されていたとしても、多くの場合に敷地内には誰でも入ることができます。荷物の出し入れ時にも不審者に注意が必要です。
湿度管理 結露が発生しないように湿度管理がされている場合もあります。
またはエアコンによる温度管理のみだったり、換気だけの場合もあります。
換気設備がある場合もありますが、多くの場合は湿度が管理がされていないため結露が発生するとカビの原因になります。
24時間出し入れ オートロックの場合は24時間利用が可能です。
係員がいる時間だけに限定される場合もあります。
制限なくいつでも鍵を開けて出し入れ可能です。
料 金 比較的高め。
セキュリティ、温度湿度管理、保険などの費用が含まれます。
安い。
災害や盗難の保険が掛けられているか、または自分で支払う必要があるかを確認しましょう。
清掃・巡回 他の利用客のマナーが悪いと被害を受けることもあるので、スタッフが常駐するか、または定期的に巡回するかを確認しましょう。 部外者による侵入や盗難などの被害が放置されないように巡回がされているかを確認しましょう。
駐車場 敷地内に駐車場があると荷物の出し入れに便利です。
駐車場がない場合は近隣の有料駐車場を利用する必要があります。
敷地内に車で入って荷物を出し入れできる場合もあります。
即日見学・利用 スタッフが常駐するケースや、スタッフが遠隔で見学をサポートする場合はすぐに見学して利用開始することができます。
会社によっては審査などのために書類や鍵の郵送が必要なケースがあり、2週間ほどかかる場合もあります。
外観を自由に見ることができますが、利用開始の手続きは鍵を受け取るために数日かかることが多いです。

わたしに合ったトランクルーム、どうすれば決められる?

ここでは、自分に合ったトランクルームを探すために必要な優先ポイントのご紹介をします!!
いざトランクルームを探そうとしても、何をポイントにすべきかわかりませんよね。
実際のトランクルーム利用者に聞いてみると、多くの方が3つのポイントを最優先してトランクルーム探し始めています。それは・・・

「場所」「料金」「荷物」

それでは、実際に自分が何を優先するタイプなのか調べてみましょう!

利用したい場所がハッキリしている場合

場所優先タイプ:駅や道路、駐車場の条件で選びましょう

収納したいものが具体的に決まっている場合

荷物の種類優先タイプ:

  • 現在屋内で保管しているものならば屋内トランクルーム
  • 屋外の物置にあるものならば屋外コンテナタイプ

荷物の量優先タイプ:収納スペースのサイズや入り口、通路の広さ、大きさなどを確認しましょう

予算が決まっている場合

料金優先タイプ:月々の料金のほかにかかる費用や、特典、キャンペーンを確認しましょう

トランクルームの場所は、家から近い方がいいの?遠くてもいい理由は?

トランクルーム立地の決め手

さて、実際にトランクルームはどんなところにあるでしょうか。
トランクルームの場所は利用を検討するのに、非常に大きな判断材料になると思います。

注意して街を歩いていると意外にトランクルームはいろいろな場所にあります。
ビルの1フロアのタイプでしたら皆さんのよく行く場所の近くにもあるかもしれません。
ビル一棟丸々のタイプだと、「あ、うちの近所にそういえばある」という方もいるのではないでしょうか。
もちろん「ここで使いたい!」という希望する場所にトランクルームがあることも多いと思いますが、
「家の近くにないから・・・」という理由で利用の検討を諦めている、もしくは利用するなんて考えたことのないかたもいるのではないでしょうか? そこで、ちょっとしたアドバイスを・・・

『家の近くで使いたい』は、絶対じゃない!近くなくても便利です!
なんとなく家の近くで使うもの、とイメージされている方が多いのですが、利用方法によっては、家の近くである必要がない場合、もしくは、家から近くなくていい場合があります。
さて、それはどういったときでしょうか。

自宅の近くがよい場合

「第二のクローゼットとして利用したい!」

交通手段は自転車か徒歩で出し入れを頻繁にする場合はご自宅から近いところをお探しいただくのがよいでしょう。

自宅から遠くてもいい場合

「出し入れ時は基本的に車です」 トランクルーム立地の決め手
  • 基本的に車で出し入れの方
    家の近くになくても、年に何回か出し入れするだけなら、車を使えば少々遠くても利用に問題がない場合。
  • 駐車場のある店舗
    少し遠くても駐車場がある店舗の方が利用しやすい場合があります。たとえ自宅近くにトランクルームがあったとしても、路上駐車できなければ、荷物の出し入れが不自由ですよね。
  • 仕事関連の用品を預ける場合
    通勤途中の場所や収納物を利用する場所の近くだと、持ち運びをすることが少なくなります。
    例えば、ギターをスタジオ近くのトランクルームに収納。家もすっきりし、わざわざ持って帰らずにすむし、湿度管理がしっかりされているから一石二鳥!
  • とにかく値段を安くしたい場合
    トランクルームも家と同じく立地によって値段が異なります。多少遠くても問題がないなら、自宅近くではなく、郊外や手頃な値段の立地で選ぶほうがよいでしょう。
    例えば、海外に赴任する間の利用で、数年は出し入れはしないのなら、家から遠くても料金の安いところで空調があれば問題ありません。

トランクルームのサイズって、どれくらいを選べばいいの?

キーワードは「空間でイメージする」

トランクルームを借りるにあたり、預けたい荷物に対して、必要とするスペースのサイズがわからない方が多いはずです。そこで適切なサイズを知るためのヒントをお教えします。
まずは、「空間でイメージする」ことです。
収納スペースは高さも生かせる空間なので、平面ではなく空間でイメージすることが大切ということになります。よって、家の大きさを考えるときのような「広さ」だけではなく、「広さ×高さ」を意識してみてください。いつも利用している押し入れやクローゼットに、荷物を入れる様子をイメージしてみるとわかりやすいですね。でも、部屋の隅や散らばっているものを集めた場合、実際にどれ程の量になるのかなかなかイメージしにくいかもしれません。そこで、荷物量の見当をつけるコツがありますので、ぜひ実践してみてください。

荷物量を把握するときのヒントとして・・・

トランクルームのサイズは、各社様々取り揃えています。例えば、1畳に満たない0.8畳や少し大きい1.3畳などのサイズも存在します。これはちょっとイメージがつきにくいものですね。そこで、身近にあるもので、収納スペースのサイズ感を膨らませ、収納できる荷物量を把握するヒントをご紹介します。また、収納したいものが積み上げられるか、解体できるか、立てかけられるかも事前に確認しておきたいポイントですね。


[ヒント1] シングルベッドで荷物量をイメージする!

シングルベッドの上に預けたい荷物を広げてみましょう。
部屋の中に散らばっているモノをまとめて積み上げていくと、平面の面積よりも小さくなります。
そうなると、想定していたスペースよりも小さなスペースで収まることがわかります。サイズダウンすれば、その分料金も安くなりますよ!


一般的なシングルベッドのサイズ:幅1m/長さ約2m

荷物の高さが、約50~60cmで収まった場合
※約0.5~0.8畳(半畳~1畳よりやや小さい)が目安のサイズとなります。



荷物の高さが、約1mで収まった場合
※約1~1.3畳(1畳よりやや大きい)が目安のサイズとなります。



[ヒント2] トイレの個室で広さをイメージする!

普段使っているトイレが収納スペースだと想像してみてください。一般的なトイレの個室は、1畳よりもやや小さいサイズとなります。まずは、トイレの中に立ち、棚を置いたり段ボールの箱を積み上げた場合をイメージしてみてください。思ったよりかなりの荷物が収納できるんですよ!

一般的なトイレの広さの場合 (奥行き110~130cm/幅80~90cm)
※約0.8~1畳サイズが目安のサイズとなります(高さ約2m)

サイズ別収納可能な荷物について

引越しなどでトランクルームを利用する場面も多いですよね。そこで、各サイズについて、収納物の目安を一覧にしましたので参考にしてください。


[サイズ別収納可能荷物の例]
トランクルームのサイズ0.5畳
(半畳)
1畳1.5畳2畳
(1坪)
3畳5畳
居住のお部屋サイズワンルーム・1DK2K~2DK3DK~
トラックのサイズ軽トラック~1tトラック2tトラック2tロングトラック~
冷蔵庫
洗濯機
電子レンジ
ベッド
布団
テレビ
パソコン
メタルラック
洋服タンス
食器棚
ダイニングテーブル(小)
自転車
衣装ケース35555
段ボール41010202020
(段ボールのサイズ=よこ50×たて40×高さ30cm)

サイズ表記について

サイズ表記はトランクルーム会社によって異なります。一般的には、タタミの「畳」という単位を使用しているところが多いですが、平米「㎡」表記をしている場合もありますので、換算表を参照してください。


[サイズ換算表]
0.5(半畳)11.52(=1坪)35
0.81.72.53.35.08.3
収納可能段ボール数(約)24486596145240
(段ボールのサイズ=よこ50×たて40×高さ30cm)

それでもわからなくて困ったら・・・

トランクルームのサイズの選び方 専門スタッフに相談しよう!

なかなか難しいトランクルームのサイズ決定。こまったときはスペシャリストに相談するのが一番!トランクルーム会社に問い合わせをしたり、店舗のスタッフがいれば相談をしてみましょう。

とりあえず見学しよう!

やはりなんといっても空間の話なのでイメージがどうしてもつきづらいのは当たり前。百聞は一見にしかずです。見学が可能なトランクルームであれば一度どんなものかのぞいてみましょう。

「私たちに任せてください! 想定サイズよりもサイズダウンできます!」

【耳より情報】キュラーズ トランクルームの店舗スタッフにサイズのアドバイスについて聞いてみました

Q:どうやってお客様に適したサイズを紹介しているんですか?

アドバイスの仕方は人それぞれなのですが、まずは一番大きなサイズの収納物は何かを伺うことが多いですね。 そこで一番多いのがベッドです。
ベッドのサイズはおよそ把握しているので、他にはどんな荷物があるのか、積み上げられるものなのか、などを伺ってサイズの検討をつけていきます。なかなか想像しにくいものですが、お荷物を入れた場合のイメージを膨らませていただきながらお話を進めていきます。


Q:想定サイズよりも小さいスペースにできるって本当ですか?

ほとんどのお客様が「イメージよりも広いんですね」と驚かれ、想定サイズよりも小さいスペースにされます。
棚やハンガーなどを利用し、天井いっぱいまで収納できるようにご提案することで高さが利用できる分、想定よりもサイズダウンできるんですよ。小さくなれば、利用料金もお安くなりますし、最終的にはお客様に喜んで借りていただいてます。

これがあればさらにスムーズ!

サイズの見当がつきにくいものを測ってくる
ベッドやソファ、冷蔵庫などの家電は、およそサイズがわかりますが、食器棚・本棚などの棚類や、タンス類、ドレッサーなど、一般的なサイズの設定がないようなものを測っていただければ、よりスムーズにお手伝いできます。

収納スペースのサイズは選べるの?

収納スペースのサイズのラインナップは会社によっても異なります。
サイズの種類も数も違いますし、広さの単位も異なるので、利用を検討する前に確認をしましょう。
ホームページで表示されているサイズ以外も取り揃えている場合がありますので、問い合わせの際に聞いてみましょう。

収納スペースのサイズは選べるの?
  • 1:サイズの種類が豊富か
    サイズの種類が豊富かどうかは、料金を抑えたいなら気になるポイントです。サイズの種類が少なければ、Aのサイズだと小さいけどBだと大きすぎる…ということになって、入れたいものを入ることができなかったり、必要ではないのに大きめのサイズ料金を払わなければならない、ということになります。
    サイズの種類が豊富なら、より必要なサイズに近いスペースを選ぶことができるので、希望のものを収納できて、無駄な料金を払わなくてすみますよね。サイズのラインナップが細かく分かれているところは、荷物の増減に合わせて移動すると、料金を抑えられるなど、いろいろな工夫が可能です!
  • 2:同サイズ内での形違いの有無と選択可能かどうか
    同じ大きさのタイプは全て同じ幅・奥行き・高さとういうところもあれば、会社によっては部屋ごとにそれぞれの長さが異なる場合もあります。例えば、同じAタイプのお部屋でも、長方形や正方形に近い形だったり、ひとつは入り口に対して横長だけれど、もうひとつは奥行きのほうが長め、などです。収納物によって適した形も違うので、自分にベストなものを選べるほうがいいですね。
  • 3:場所を選べるか
    エレベーターに近いところ、入り口を入ってまっすぐの場所など、希望の部屋サイズの中で、好きな場所を選ぶことができる場合もあります。ご自身の利用方法によって、場所が選べたら嬉しいですよね。

※希望のサイズがなくても、空き待ち登録のサービスを提供している会社もありますので相談してみましょう!

トランクルームって1ヶ月の短期利用でもいいの?利用期間に決まりはあるの?

トランクルームの利用期間

本当に便利なのか、使いこなせるのか、実際に使用してみての不具合・・・など、心配なことが多いですよね。興味はあるけどなかなか手が出せない方が多いはず。他の商品のように試供品など “お試し”があると良いのですが。
そんな時には、短期で借りられるところや、初期費用ができるだけ安価なところを探してみましょう。お得なキャンペーンを実施していることもあるので、賢く利用した方がいいですね。
また、収納スペースのサイズもいきなり大きなところではなく、最小のサイズでスタートして“これなら使える!”と確信できたら、本当に必要なスペースサイズを選びましょう。そうすればスペースの料金も無駄がなくなりますよ。

  • 1:1ヶ月だけでも借りられるのか?
  • 2:初期費用の確認を!事務手数料や管理費・保証金など必要な場合も・・・
  • 3:更新費用や解約手数料などの有無をしっかり確認。
  • 4:お得なキャンペーンがある?
  • 5:途中で収納スペースの移動も簡単にできるのか?

トランクルームを使うにはどうすればいいの?申込みから利用開始まで教えて!

トランクルームの申込み方法

さあトランクルームを実際に使ってみたい!思ったけれどどうやって申し込めがよいのか・・・まずは、各運営会社に電話かネット申込みをしてみましょう。すぐに先方から連絡が入るはず。大半のトランクルームは無人なので、見学をする際には、事前に予約をして運営会社スタッフと待ち合わせをすることが多いようです。中には、店舗スタッフがいるトランクルームもあるので、スタッフがいる時間に行けば見学させてもらえます。ただ、運悪く不在の場合や先客がいることもあるので、事前に電話をして予約しておいた方が得策でしょう。

いざ、見学をして納得がいったら実際に申込みとなります。現地で待ち合わせをしたり、使用する店舗に事務所がない場合は、郵送での申込みとなります。必要書類を送ってやり取りし、約2週間ほどで手続きが終わり、鍵が送られてきます。
店舗にスタッフがいて事務所もある場合は、必要書類が揃っていれば、見学をしてその場で契約作業が可能です。鍵もその場で渡してくれるので即日から利用を開始することができるでしょう。
まずは、実際に利用できるまでに必要な期間を確認し、必要書類も各社異なるので必ず聞いておいた方が良いですね。

  • 1:電話かネットでまずは問い合わせする。
  • 2:見学できる所とできない所があるので確認。可能であれば予約を入れる。
  • 3:申込み~利用するまでの期間を確認。利用したい期日に間に合わない場合があるかも・・・
  • 4:申込みに必要な書類を確認して揃えておく。

あなたに最適なトランクルームをお探しします!
コールセンター 8:30~19:30(土日祝OK)

0120-15-9773